これを読めば船乗りになるか、ならないか決められる

船乗り

今日は先日話していた、船乗りのメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。

船乗りと陸の企業の両方を経験した僕だから書けることをかいていきます。

船乗りのメリット

船乗りのメリットは

  1. 給料が高い
  2. 世界各地に行ける
  3. 長期休暇がある

船乗りの給料は将来的には分かりませんが、同年代に比べてはかなり高収入であると言えます.

危険手当などが付くのでそこは当然だと思います。

また、乗船期間中はお金を使わないので、貯まりに貯まります。

船乗りの醍醐味である世界各地に行けるのは乗船中の唯一の楽しみでした。僕自身も様々な国に生き、上陸を楽しむことが出来ました。

仕事の合間を縫っての上陸ですが、行けるチャンスあれば必ず行ってました。

ただ、コロナが流行り上陸が出来ないことが多くなっている今はこのメリットがなかな感じることが出来ませんでした。

船乗りをやめて一般企業に勤めてから思うのは、長期休暇の有り難みはすごい今でも感じます。

普通の一般企業であれば、有給をうまく利用しなければ長期間旅行することができず、他の人も多く休んでいる日に行かなければなりません。

僕はそこまで旅行が趣味って感じではなかったですが、3ヶ月間の休暇中はすごく自由に遊べます。

船乗りのデメリット

逆に船乗りのデメリットは

  1. ネットワーク環境がない
  2. イベントに参加出来ない
  3. 長期労働

今ではどこに行っても携帯の電波はつながる。そんなことが当たり前の世の中で、船はやはり遅れています。

新しい船は船内のWiFi環境が整っているとは効きますが、実際は全ての船と言うわけではなく、まだ1ヶ月300MBと言う地獄の日々を過ごした船もありました。。。

ここはやはり船の一番のデメリットだと思います。

次に、年末年始や友人の結婚式など、帰りたい時に帰れないなんてことはざらにあります。

まとめ

やはりメリットが大きい分、それとは引き換えにデメリットも感じられます。

就職活動時点での価値観によって何を大事にしたいかとかは人によって異なると思います。

そのため、人によってメリットデメリットが入れ替わる可能性も十分あると思います。

ですが、一つ記事を読んでくれた船乗りを目指す人にこれだけは伝えたいのですが、船乗りになって、辛いと思えば辞めて転職すれば良いと思います。また、3年以内であれば準新卒で採用してくれるので、自分のしたい仕事を探せば大丈夫です。ただ一般的に、普通の企業殻から船乗りになるのはすごい遠回りをしてしまいます。

人生長い期間を生きていくのですから、価値観は変わっていくと思います。大切な人が出来て価値観が変わるかもしれません。先に何が起きるか分からないので、就職活動時点で船乗りに興味があるのであれば、人生経験として船に乗ってみてもいいかなと。

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